昨日に引き続き

昨日は保存について改めて書きました。

そして、今日は昨日に引き続き、保存についての補足をしたいと思います。

当店で購入していただくと保存瓶からお持ち帰り用の袋に小分けしてお渡ししています。
当店のコーヒー袋はガスバリア製の高い物を採用しています。←袋は密閉していても以外と呼吸をしています。
そしてお渡しする際お客さんの要望で「真空にしてください」と言われます。

真空…。ですか?

と思ってしまいます。
というのも、まず新鮮な豆を真空にする事は不可能だからです。また袋を開けたらもう真空じゃないですよね?
新鮮な状態の豆は炭酸ガスを放出していて、真空状態にしてもガスが袋を膨らませてしまいます。

でもスーパーで売っているのは真空じゃないか?と思われた方もいるでしょう。

あれは一度炭酸ガスを抜いた後袋詰めし、真空にしているのです。
本来香りを楽しむために保存に気を使っているのにわざわざ香りを抜いて真空にするのですから、何とも本末転倒な事です。

ただのイメージだけで消費者に間違った知識を植え付けています。
当店ではその間違った知識を改めて勉強していただくためにコーヒー教室を行なっているのですが…。

でも大手はこのイメージ戦略がとてもうまい物だと感心させられます。

昨日も書きましたが何よりも豆で密閉容器で冷凍保存です。

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