ラグビー花園大会昨日開幕しましたね

昨日第90回全国高校ラグビー大会が始まりました。

僕自身高校ラガーマンだった事もあって、いつも花園はチェックしています。

そして、我ら愛媛代表北条高校も初陣を迎えました。

相手は全国でも屈指の強豪校國学院久我山です。

結果は65-0と大敗してしまいましたが、1つ1つのプレーを見ると、圧倒的な体格差があったもののモール、ラックの密集プレーで相手のボールを奪いとっていました。

このプレーは未経験者の方には分かりにくいと思いますが、収集を早く行なう体力と密集に入っていく際の巧さがないと成り立ちません。また体格差があるとなおさらです。

スコアを見るとがっかりしそうですが、愛媛代表として恥じぬプレーはしていました。

しかし、最近は愛媛のラグビーも衰退してしまい、花園初戦突破出来ず苦戦を強いられています。

もう一度ラグビー大国愛媛の復権を祈るばかりです。

良い仕事


今日は仕事が終わり忘年会を兼ねて寿司善さんに行ってきました。
大将が当店のお客さんで、料理好きの僕に惜し気もなく知識、技術論を語ってくれます。


そして、お店に入ってまず効き酒師の資格を持つ大将のオススメで食前酒を頂きました。

「十四代」純米吟醸 中取り 備前雄町

このお酒は辛口で口に含むとすっきりと甘く、フレッシュですぅっとひくキレの良さがありました。

食前酒としてさっぱりしていて良かったです。

それからお刺身盛りを頂きながら飲んだお酒がこちら。

「さか松」 純米大吟醸山田錦 全国新酒鑑評会出品酒金賞受賞

このお酒は30本しか作っていない品評会用のお酒でとても貴重な物です。

味はねっとりとした甘味、バニラのような香り、口へ含むと広がりが強く、しっかり残る感じでした。

とても素晴らしいお酒でした。

そして握り、さざえの磯焼、杜葉焼、天麩羅盛りなど頂き、なかでもとても気に入ったのがこちら。

出汁巻きです。こちらをおつまみに頂いたのですが、出汁と甘味が絶妙でした。

ほのかに香る昆布出汁と甘味、焼きもしっとりしていて、ついつい2人前食べてしまいました。

あと画像は無いですが、鯛のあら炊きは最高でした。

しっかり詰めていて、味わったことの無いコクと甘味。この甘味とコクと正体を大将に聞いてみるとなるほど。和食で使うものではありませんでした。

また、ガリやお寿司の醤油は既製品を使うお店が多い中、お店のオリジナルで仕込むという細部に拘った仕事ぶり。

しかし、何でも知りたがりの僕の質問に1つ1つに答えてくれて、素材から調理方法まですべて教えていただきました。まあ、もちろんそのような技術は真似できるわけがありませんが・・・。

僕は物作りに携わる職人さんの仕事が大好きです。

自分の手で1つの物を作るために技術を磨き、知識を身に付け、いくつもの工程を経て昇華させる。

この中に手抜きが1つでもあっては良いものはできません。

良い仕事ぶりを目の前で見ると、僕も職人の端くれとしてとてもモチベーションがあがります。

本当においしい料理をご馳走様でした。


そして帰りに大将が汲んで来た湧き水を分けて頂き、そちらをコーヒーにつかってみましたが、超軟水で嫌な苦味が出ず、するすると飲めるコーヒーに仕上がりました。

あとわずか

2010年もあとわずかになりました。

今年は30日まで営業いたしますので、年末年始のコーヒーをお求めの方はお早めどうぞ。

感謝。感謝。

今日はクリスマスです。

お陰様で豆もたくさんのお客さんにお買い求め頂きました。

また、幸いな事にいろいろな方からプレゼントを頂きました。

ゴトウのチーズケーキ、ローストチキン、お客様お手製のビーフジャーキー、ハタダの御饅頭。

お客さんが僕のサンタクロース役になって頂いた事に本当に感謝です。

良い香り

やはり寒い日には湯船に浸かって体を温めたいですね。

そして、そのバスタイムに欠かせないのが入浴剤です。

僕の好みは柑橘系の香りのもので、上の画像の入浴剤を試しに買ってきたのですが、まあなんともフレッシュな香り。

これだけで疲れが癒されます。

みなさんはお勧めの入浴剤はありますか?

コーヒー豆の価格急騰

コーヒーの国際価格が急騰しています。ニューヨーク市場の先物価格は10月以降、13年ぶりの高値圏となっているとの話です。

本当に耳に痛い話です。

ブラジルなどの新興国での需要が大きく伸びている影響が主な理由です。

来年度の買い付けはどうなるものか?とても心配です。

店を始めて3年以上過ぎましたが、これまで原油価格の高騰で輸送コスト幼少による豆の価格上昇、資材コスト上昇と幾度もお店の負担が増えてきました。

そして今回の豆の高騰・・・。

何とか販売価格に反映しないよう頑張って行きたいと思いますが・・・。

ハンドピック

おいしく豆を提供するうえで欠かせない作業に「ハンドピック」があります。

ハンドピックとは麻袋で送られて来たコーヒー豆に含まれている欠点豆を除去して、煎りムラ、味ムラを無くす為の作業です。

欠点豆の中には欠け豆、虫食い豆、カビ豆、未成熟豆、死に豆、サイズ違いの豆などがあります。

これを一粒一粒弾いていくのです。

大体のコーヒー豆は輸出する際欠点豆の多さで規格が分けられています。

上の画像はインドネシア マンデリンビルセレクシです。

マンデリン自体欠点豆が多く(イエメンのモカマタリも多いです)一番欠点豆の少ないG-1SPの規格でも欠点豆が20%程含まれています。

とても品質が良いとはお世辞でもいえません。

ですが当店のマンデリンビルセレクシは通常のG-1よりも2倍の選別作業を施しているので、欠点豆の含有率は数%ぐらいです。

そのためスタンダードのマンデリンより卸価格も2倍以上高いのですが・・。

Bizスポ〜中国のコーヒー〜

今NHKでBizスポを見ていました。

取り上げられていたのは「中国産コーヒーが注目されている」との事でした。

近年生産量は増えているとは知っていました。

でも僕自身はまだまだノーマークです。

コーヒー豆の栽培は主に南部の雲南省で行われています。

一応数年前に思茅(シモン)という銘柄をカッピングしましたが、まろやかで柔らかい酸味で軽いボディです。
なかなかの品質ではありますが深煎りにして個性のある豆でもなく面白みに欠けます。

まだまだ世界的に売り出せる品質ではないように思います。

それよりも僕自身一押しはルワンダを中心としたアフリカ系の国です。

ルワンダは積極的に品評会にも出品しています。

実際以前当店でもルワンダのカップオブエクセレンスのニャルシザ農園は即完売しました。

ですが中国も大手コーヒーショップがバックアップして生産技術の向上を目指しているので目は離せません。