コーヒー豆のパック包装について

今日コーヒー豆をお買上いただいたお客さんから持ち帰る際のパックについて要望をいただきました。

そのお客さんは和みブレンドを500gお買上いただいたのですが、「粉に挽いて半分づつパックに分けてください。」とおっしゃられました。

その後続けて「小分けのパックに詰めておくと香りは長持ちしますよね。」とおっしゃられたので、僕は「パックを小分けにするのはもちろん意味はありますが、何よりも豆のままで持ち帰られると香りがベストな状態に保たれますよ。」とお答えしました。

香りを保つ上で豆のまま保存が絶対条件です。

なぜならコーヒー豆を挽くときに約70パーセントの香りが失われ、さらに粉に挽いて保存すると空気に触れる量が増え劣化速度が数百倍にもなります。

そしてパック(包材)ですが、極力空気に触れさせず保存することはできても香りが逃げないということではありません。あくまで補助です。

もちろんお客さんのいろいろなニーズにお答えしていきたいと思いますので、強制的なことは言いませんが、売れるなら何でも良いとも考えておりません。ですから正しい知識はお伝えする義務はあると思っております。

正しい知識を得ていただいてから、いろいろな選択をしていただきたいと思います。

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