仕事が終わり、楽しみにしていたジャイアンツ対カープ戦を見ていたのですが、突然衝撃が走りました。
カープでもプレイした現ジャイアンツ守備・走塁コーチの木村拓也さんがくも膜下出血で倒れたのです。
木村拓也さんは1990年ドラフト外で日ハムに入団し、当初、現役の頃の内野手のイメージとは違いキャッチャーで現役生活をスタートしました。
そして1994年トレードでカープに移籍し2000年よりレギュラーを獲得。
2006年にはジャイアンツに入団し、ユーティリティプレイヤーとして活躍しました。
でも、はっきり言って地味な選手でした。
体格にも恵まれず、ずば抜けたものがなく、ドラフト外入団でも分かるようにレギュラー獲得までに何年も下積み生活を送った苦労人です。
ですが、木村拓也さんほど打撃、守備、走塁、そして守備位置の豊富さ、これらの総合力で勝てる選手は他にいないでしょう。
それほど「ユーティリティプレーヤー」の代名詞が似合う選手なのです。
そしてあの小さな体で大きな選手達と戦う姿が目に焼きついています。
今年からジャイアンツのコーチとしてグラウンドに立って戦っていた矢先のことで本当に残念です。
もう1度現場に復帰し戦う姿が見られるのを願うばかりです。