またまた先日のコーヒー教室で多かった疑問、「焙煎」について書きたいと思います。
いろいろな観点から焙煎をみることができますが、今日は「焙煎機」について書いていきます。
まず、焙煎機には大きく分けて3種類あります。
・直火式 ・半熱風式 ・熱風式
の3種類です。
特徴としては
直火式・・・火が直接あたる。網で魚を炙っていくイメージです。香味の特徴は強く香りがたち、豆の個性が出しやすい。デメリットは煎りムラが出やすい、扱いにくい。です。
半熱風式・・・火が間接的にあたる。フライパンで焼くイメージです。香味微妙なニュアンスが出しにくい。煎りムラが出にくく、扱いやすい。です。
熱風式・・・・字の通り熱風で煎りあげる。オーブン調理のイメージです。大手の焙煎業者が使用していて、大量生産に向いている。所要時間は5分ぐらい。です。ちなみに当店は豆によって違いますが10分代後半ぐらい時間を要します。
これらの焙煎機を選び、焙煎を行うだけでも香味が全然違いますし、またどこの焙煎機メーカーを使用するかでも違います。
僕のお店では豆の香味の個性を重要視しているのでフジローヤル直火式5kg釜を採用しています。