帝京大初優勝

今日は全国大学ラグビー選手権決勝戦でした。

対戦カードは 帝京大 対 東海大でした。

この両チームとも初優勝をかけ決勝まであがってきたチームです。

準決勝はゆっくり両チームの動きをみたのですが、どちらも強力なFWを擁し、とてもディフェンス力の高いチームなので飛び道具(PG,DG,CG)が勝敗を分けるロースコアな試合になりそうな予感はしました。

結果 帝京大14−13東海大 とても均衡したディフェンスの強いチームらしい試合運びになりました。

勝手ですが少しラグビーのFWについて書きます。ここからはラグビーに興味のある方のみ読んでください。マニアックに書きます。

ラグビーのFWはサッカーとは異なりアタックのみならず、ディフェンスにも重要でより良い試合運びの基本となります。ボールを取り合う要です。

ですからいかに力強く、巧みかがFWの良さです。

それなのでサイズも重要になってくるのですが今回の帝京大、東海大のFWでいえば帝京のFW平均(183.5cm、105kg)、東海のFW平均(183cm、104kg)と大差が無いので問題はないのですが、軽量のFWだといかに巧みな技を持っているのかがポイントです。

ここの巧みな技というのは、いろいろありますがスクラムについて書きます。

通常FW8人で組むスクラムですが、力強いスクラムは「小さく同じ方向に力が向いている」スクラムです。

少し難しいかもしれませんが、簡単な例をあげると、針の先と棒の先で同じ力を加えると穴が開くのは針の先ですよね。

これは面積が小さいので一点に圧力が掛かり突き抜けるからです。

ラグビーのスクラムも一緒でいかに一点に力が集中するするように組めるかでスクラムの強さが決まります。

こうすると小さいFWでも大きいFWに勝てる可能性があるのです。

ちょっとラグビーについてご理解いただけました?

もし興味が沸いたならば2月7日から始まるラグビー日本選手権でこの点に注目して見てみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です