少しマニアックな話をさせていただきます。
ブレンドは何種類かの豆で配合を考え、合わせられたものです。これはコーヒーの好きな方には当たり前の話です。
ですが、ブレンドで使用する豆と使用する豆の量の配合を決めてから、さらに合わせ方が2種類ある事をご存知ですか?
これは何かと申しますと、生豆を煎って、その後合わせる方法(アフターミックス)と生豆を合わせてからその後煎る方法(プレミックス)があるのです。
前者のアフターミックスは当店の採用している方法です。この利点は豆の個性を活かす事ができ味の幅が広がります。
当店のブレンドでいえば極みブレンドはブラジル(シティ)、コロンビア(シティ)、マンデリン(フルシティ)、グアテマラ(シティ)といった具合に煎り具合の違う豆を合わせる事ができその豆をベストな状態で使用できるのです。
後者のプレミックスの利点としてあげられるのは何よりも手抜きができる。これに尽きます。やはり当店の極みブレンドのように4つの豆を使用するともちろん4回焙煎を行わないといけません。プレミックスだと1回の焙煎でいいわけです。
またもちろん豆によって火の通り方が違うので同時で煎り上げるとその豆のベストな状態で釜から上げる事が出来ず、味が乱れます。
お客さんに渡される時は解らなくなっていますが、よりおいしいコーヒー選び方の一つとして知っておいていただきたいです。
しかし今日のWBC中国戦もう少し点をとって欲しかったですね。まだイチロー選手が本調子じゃないのも気になります。