今日はインドネシア マンデリンリュクスのテースティングを行いました。
この豆はマンデリンの中でも甘味が強いのが特徴です。マンデリン特有の風味、花の香りは今当店で扱っているスーパーマンデリンよりは弱いですが、非常においしい豆でした。
今度はもう一銘柄マンデリンのサンプルがあるのでそちらを報告します。
少し話はかわりますが、ここでコーヒーの雑学を一つ。昨日ブレンドの混ぜ方について書いたのですが、今日もブレンドのことについて書きます。
ブレンドの名前についてですが、いろいろなお店でブルーマウンテンブレンド、モカブレンド、キリマンジャロブレンドなど、一銘柄の名前を冠につけているものがあるということはご存知ですよね。また多いのも事実です。
実はこの一銘柄を冠にしたブレンドの名前には表記の規定があるのです。
それはモカブレンドならモカを30%以上使用し、キリマンジャロブレンドならキリマンジャロを30%以上使用していないと一銘柄の名前を使った表記をしてはいけないのです。
ですからこれらのブレンドにはそれぞれ冠の豆を30%以上使用しているブレンドなのです。
ですがこれらのブレンド名は少し弊害があります。モカ、キリマン、ブルマンといったストレートの豆がそれらブレンドの味と思われる方が多いのです。当たり前のことですがその豆が30%以上使用されているのならば、ほかの豆で70%を構成しています。この70%の豆でコストダウンを計っているのでしょう。
僕としてみれば、モカは別としてキリマン、ブルマンは味が崩れやすく非常にブレンドに使いにくい豆です。でも使用しているのは名前があると売れるからです。これが悪いとは言いません。
ただいろいろな味を楽しんで飲んでいただくためにも知って欲しいのです。
ちょっとやかましくなりましたが、これでブレンドの名前についての雑学を終了します
今回の話もなかなか聞けない話ですね!ためになります!