今日はエルサルバドル シャングリラ農園のサンプルを煎って、テースティングを行いました。
このシャングリラ農園はC.O.Eにも入賞している実績のある農園です。
この豆をフルシティで煎り上げ、テースティングを行いましたが、結果から言いますと、とてもおいしい豆でした。
フレーバーはココア、バニラのようで、とても甘くまろやかなコク。非常にいい豆でした。
まったく関係ないのですが、ここでコーヒーの雑学を一つ。
当店はブルーマウンテンを扱っていませんが、ブルマンはコーヒー好きの間では憧れの豆ですよね。ですが世界ではそういったブルマン=憧れの豆ではないのです。というのもまず、世界に流通していません。ブルマンの90%以上が我が日本にやってくるのです。
でもなぜあんなに超高級なのでしょうか?
理由はとても長くなるので手短に書きますが、
1.生産量が少ない
2.イギリスの植民地であったため、イギリスの輸出機関(CIB)がコーヒー産業を統括している。
3.日本の企業が投資し、農園の確立をサポートしている。
特にこの3点が主な理由にあたります。ちなみにブルマンの生豆は他国とは違い、唯一樽に詰められ輸出されますが、これはジャマイカがラム酒の産地として栄えていて、ラム酒を樽に詰めて輸送していた背景に起因します。