エルサルバドル シベリア農園


今扱っているサルバドルのノガレス農園がわずかになりました。

そこで新しく仕入れた豆を紹介します。この豆はサルバドルのシベリア農園です。この豆はノガレス農園と同じブルボン種100%です。このブルボン種は在来種(コーヒー豆の原種)の突然変異種で香味はまろやかでクリーンなカップが特徴です。

ですが、ノガレス農園とは違いコクの深さは若干薄いですが、ほんのり感じる酸味があり良いバランスの豆です。

これまで使用していたノガレス農園は巧みブレンドのベースに使っていたので、また改良した巧みブレンドを創り上げなければなりません。ですからまったく同じ味ではないですが、コク系の方向性はかえるつもりはありません。

このシベリア農園はもうすぐ店頭、ネットショップに並べますので、楽しみにしてください。

グローバルパーティーに参加

急遽決定したのですが、今月15日(日)にグローバルパーティーという地域のイベントに参加する事になりました。

このグローバルパーティーは新居浜に住まれている世界各国の方と新居浜市民のコミュニケーションのイベントです。

今回海外の方に飲んで欲しいなと思い参加する事になりました。

コーヒーといえども味わい方は世界各国千差万別なので、日本では主流の飲み方のドリップコーヒーを振舞うことにしました。火が使えないということなのでコーヒーメーカーで入れることにしました。

どういう反応があるのかとても楽しみにしています。

それに伴いお店をお休みさせていただきます。

スペシャルティコーヒーの現実


これは当店のエルサルバドル・ノガレス農園の空の麻袋(ドンゴロス)です。

実はこの豆は当店のストレート豆で一番人気でしたが販売終了となります。

というのもこの豆は卸業者が取り扱わなくなるためです。この豆はJAS認証オーガニック商品で、とても高品質でした。

このJAS認証を得るのにお金がかかり、卸価格に反映されとても高い豆でした。僕はこの農園の豆を飲んだ瞬間に惚れてしまい、これは皆さんに飲んで頂きたく値段は度外視し扱っていました。そのおかげでエルサルバドルという知名度は低い国の豆ですがお客さんに受け入れられ一番人気になった豆でした。

ですが現実は、コストが高く取り扱う焙煎業者が少ないので卸業者もこの農園と契約しないのです。

実際スペシャルティコーヒーはこのように流通量が少なく、供給が安定しません。当店ではブラジルの豆もオープン当初とは違う豆ですし、その為ブレンドの構想にはいつも頭を悩ませます。

ですからいつも自分の豆に対する知識の幅を広げるために業者からサンプルを頂いてはテースティングを行っているのです。

そして・・・、見つけました!ノガレス農園の代わりの豆を。
この豆については後日ブログに書きたいと思います。

作りました


今日はお店がお休みだったので、料理をしました。

僕は少しメタボリックですが、野菜中心の料理が好きです。

学生時代は肉料理が大好きで自分でもよく作っていました。またラグビーをしていた事もあり、食べる量は最低でもどんぶりで3杯は食べていました。

それでも歳を重ねると、肉中心よりも魚が好きになり、作る料理も変わっていきました。今は自分でよく作る料理は筑前煮、ひじきの煮物、切干大根、スープ類などが多いですね。まあ出汁の効いた物は好きですね。

今日はそのスープ料理のミネストローネとカレーチャーハンを作りました。スープはお野菜の旨味が出ていいですね。

でも結局、野菜中心になっても食べ過ぎは良くないですね。

カフェインレス

この間若い夫婦の方に「カフェインレスの豆はありますか?」と尋ねられました。

あまり尋ね慣れない問い合わせで、その時は何の意識も無く単純にカフェインの苦手な方なのかな?と思いました。

その後少し時間が経ってから、奥さんのお腹が少し大きいな・・・服装もゆったりした服だったし・・・ヒールが低い靴を履いているし・・・。あぁ!妊婦さんなんだ。とわかりました。

ご存知の方もおられると思いますが、カフェインは胎児に良くない物とされています。これは胎児にはカフェインを代謝する力が無く刺激物を体に溜め込んでしまうためです。

ですが妊婦の方でも毎日コーヒーを飲みたかったのでしょうね。そこでカフェインレスを求められたのでしょう。

確かに元気な赤ちゃんの為にも、カフェインレスに切り変えたほうがいいですね。

ここで少し余計な豆知識として書いておきます。コーヒーのカフェインは以外にも浅煎りの豆より深煎りの豆の方が少ないのです。これはカフェインの仲間のアルカロイドが熱で燃焼され減っていくからです。

さらに豆と茶葉の状態という条件ですがコーヒーと紅茶では紅茶の方が約2倍カフェインを多く含んでいます。

少し長くなりましたがカフェインの摂取には気を付けて、元気な赤ちゃんを産んでください。

エチオピア産


エチオピア産のコーヒー豆が入荷が厳しくなり、テレビでも報道され、お客様からもお問い合わせがあります。

イメージが無いかも知れませんが、「エチオピア産」についてです。

この「エチオピア産」=「モカ」というとご理解いただけると思います。

モカという名前はイエメン産とエチオピア産の豆の事でモカという港から出荷されていた事に由来しています。

モカはとても香りの良い豆が多く僕もいろいろと試しモカ イルガチェフ(地域名)を仕入れています。

当店でも和みブレンド(当店人気NO.1ブレンド)のベースとして使用しています。本当に重要な豆なのではやく問題を解決し、入港してほしいです。

ちなみに今現在当店で使用しているモカは諸問題のない去年のロットや有機栽培などを使用しています。

曇天


ここ2日間、雨模様でした。元々雨は好きではありませんがこの業界に入って少し雨の日が厄介だなと感じるときがあります。

やはりコーヒー豆も生ものです。煎るときに影響を受けます。特に厄介なのは湿度です。湿度が高いと豆に含まれる約12%程度ある水分が高くなり煎りあがりが変わるからです。

豆をおいしく煎るコツとして、いかにうまく水分抜きが出来るかは大きな要素なので湿度の高い夏は大変なのです。

だからおいしい豆を煎るためにも、明日は晴れて欲しいなぁ。