今扱っているサルバドルのノガレス農園がわずかになりました。
そこで新しく仕入れた豆を紹介します。この豆はサルバドルのシベリア農園です。この豆はノガレス農園と同じブルボン種100％です。このブルボン種は在来種(コーヒー豆の原種)の突然変異種で香味はまろやかでクリーンなカップが特徴です。
ですが、ノガレス農園とは違いコクの深さは若干薄いですが、ほんのり感じる酸味があり良いバランスの豆です。
これまで使用していたノガレス農園は巧みブレンドのベースに使っていたので、また改良した巧みブレンドを創り上げなければなりません。ですからまったく同じ味ではないですが、コク系の方向性はかえるつもりはありません。
このシベリア農園はもうすぐ店頭、ネットショップに並べますので、楽しみにしてください。
コーヒーといえば、「ネスカフェ」が浮かびます。瓶に入った粉のコーヒー豆です。さて、ネスカフェのコーヒー豆は、何の豆を使っているんでしょうね！コーヒー豆にもいろいろな種類があることをブログを読みながら知ったところで、素朴な疑問です！
感謝さん、いつもありがとうございます。
上記の疑問についてお答えします。
コーヒーの木は、アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種の３大種でこうせいされています。
インスタントや缶コーヒーに使われている豆はロブスタ種です。この豆の特徴は香りが弱く、雑味が多く、苦味が強いです。
なんといってもコストが安いです。今でも自家焙煎店でアイスコーヒーなど強い苦味を出す時に使う店もあります(当店では扱っていません）。
普段ドリップなどして飲んでいる豆はアラビカ種です。スペシャルティコーヒーは第一条件としてアラビカ種が絶対で、その中でさらに品種(ティピカ、ブルボンなど)が特定できる豆です。少し複雑で難しい話ですが、猫科の動物にライオンがいるような事です。
そして最後のリベリカ種は一般的には流通していません。
ちなみにインスタントや缶コーヒーなどブレンドの場合ラベルに原産国が書いていたら、注目して欲しいのが表記されている国の順番です。
例えば
原産国 ブラジル、コロンビア、インドネシア
のように書かれていればブラジルが一番多く含まれている証拠です。