スペシャルティコーヒーの現実


これは当店のエルサルバドル・ノガレス農園の空の麻袋(ドンゴロス)です。

実はこの豆は当店のストレート豆で一番人気でしたが販売終了となります。

というのもこの豆は卸業者が取り扱わなくなるためです。この豆はJAS認証オーガニック商品で、とても高品質でした。

このJAS認証を得るのにお金がかかり、卸価格に反映されとても高い豆でした。僕はこの農園の豆を飲んだ瞬間に惚れてしまい、これは皆さんに飲んで頂きたく値段は度外視し扱っていました。そのおかげでエルサルバドルという知名度は低い国の豆ですがお客さんに受け入れられ一番人気になった豆でした。

ですが現実は、コストが高く取り扱う焙煎業者が少ないので卸業者もこの農園と契約しないのです。

実際スペシャルティコーヒーはこのように流通量が少なく、供給が安定しません。当店ではブラジルの豆もオープン当初とは違う豆ですし、その為ブレンドの構想にはいつも頭を悩ませます。

ですからいつも自分の豆に対する知識の幅を広げるために業者からサンプルを頂いてはテースティングを行っているのです。

そして・・・、見つけました!ノガレス農園の代わりの豆を。
この豆については後日ブログに書きたいと思います。

2 Replies to “スペシャルティコーヒーの現実”

  1. すごく見つけるまでに、時間がかかったことでしょうね!豆についてのブログを楽しみにしています!

  2. 感謝さん、コメントありがとうございます。
    豆の事など少しマニアックな事も含め書いていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。

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