スペシャルティコーヒーとは?
コーヒーの階層と流通量
皆さんが通常お米を選ぶとき
1.新潟県産
2.コシヒカリという品種
3.天日干し
というように銘柄を選らんでいると思います。
これはしっかりどういう品質かを考え、選んでいる証拠だと思います。
それに対し、「日本産」という表記だけの生産地域も品種もバラバラのお米があったら、購入されますか?
コーヒー豆は現在も一般的に多く流通している豆(一般流通品)はその国の規格(大きさ、欠点豆の量など)のみで混ぜられたものです。まさに生産地域、品種のバラバラのコーヒー豆なのです。これでは品質を求める事は困難です。
ですが2000年以降「品質の高いコーヒー」が強く問われるようになり農園、品種、産地、精製方法などを特定し、よりはっきりとした香味をもつ豆を求める事ができるようになりました。これをスペシャルティコーヒーといいます。
ですからスペシャルティコーヒーは香味が豊かで個性を持った豆なのです。
上図 流通量について
カップオブエクセレンス等コンテスト入賞豆・・・1%未満
スペシャルティコーヒー・・・5%程度
一般流通品・・・50%
スペシャルティコーヒーは一般流通品にくらべ流通量が少ないため安定した供給が出来ずコストも高い
◎スペシャルティコーヒーの条件
・ティピカ、ブルボンなどのアラビカ種の品種の特定ができること
・農園または産地が特定できること
・栽培、精製にこだわりがあること
・一般流通品に比べ特有の香味を充分に持っていること
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